CCNA法人研修は何か月必要?1・3・6か月の期間と学習時間の決め方

CCNA法人研修の期間は、技術研修に集中できる場合は1か月、業務と並行する場合は3か月、週単位で無理なく進める場合は6か月が目安です。

ただし、期間だけを先に決めるのではなく、受講者の事前知識、勤務時間内に確保できる学習時間、配属予定日から逆算する必要があります。

当社のCCNA法人研修は、180時間分の教材を1〜6か月で提供しています。1か月・3か月・6か月の3プランがあり、1名50,000円(税別)から受講できます。

本記事では、法人の人事・研修担当者向けに、CCNA研修期間の決め方、プランごとの学習ペース、料金、期間内に終わらない場合の対応を解説します。

研修全体の内容は、法人向けCCNA研修の詳細ページで確認できます。

CCNA法人研修の期間は1〜6か月

CCNA研修には、数日間の講師研修から数か月のeラーニングまで、複数の形式があります。必要な期間が異なるのは、研修で扱う範囲、演習量、1日に確保する学習時間が異なるためです。

Cisco公式によると、CCNAではネットワーク基礎、ネットワークアクセス、IP接続、IPサービス、セキュリティ基礎、自動化とプログラマビリティなどが扱われます。

短期研修では各領域の要点を集中して学びます。数か月の研修では、教材の視聴、理解度テスト、問題演習、復習を繰り返しながら定着を図ります。

法人研修では、「何か月の契約か」だけではなく、期間中に何時間学習し、どこまで到達させるかを確認してください。

期間ではなく学習時間から決める

同じ3か月の研修でも、1日30分と1日3時間では総学習時間が大きく異なります。

最初に、次の4項目を決めます。

  • 受講開始日
  • 配属予定日または受験予定日
  • 勤務時間内に確保できる週当たりの学習時間
  • 研修期間中に扱う教材と演習の範囲

たとえば、週10時間を確保できる場合、12週間で確保できる学習時間は約120時間です。180時間分の教材をすべて同じ深さで扱うには、学習時間を増やすか、期間を延ばす必要があります。

一方、受講者に基礎知識があり、理解済みの単元を短縮できる場合は、同じ期間でも試験対策と弱点補強へ時間を配分できます。

研修期間は、教材量を受講者のカレンダーへ落とし込んで決定します。

1・3・6か月プランの比較

当社研修の3プランを比較すると、次のとおりです。

プラン料金(税別・1名)学習ペースの目安適している運用延長料金(税別)
1か月50,000円1日約6時間新人研修として集中的に学ぶ月額50,000円
3か月90,000円1日約2時間業務と並行して学ぶ月額30,000円
6か月150,000円週約7時間長期で無理なく進める月額25,000円

どのプランでも利用できる教材の総学習時間は180時間が目安です。受講者の知識と実際の学習日数によって、完了までに必要な時間は変わります。

料金だけで決めるのではなく、期間内に確保できる学習時間と、未完了時の延長料金まで含めて選定します。

1か月プランが適している企業

1か月プランは、入社後の技術研修として平日の大部分をCCNA学習に充てられる企業に適しています。

適している条件

  • 新人研修として学習時間を毎日確保できる
  • 配属前にネットワーク基礎を集中して学ばせたい
  • 受講者にIT基礎またはネットワーク学習経験がある
  • 人事・研修担当者が週単位で進捗を確認できる

導入時の注意点

1日約6時間を学習時間として設定しても、会議、社内手続き、ビジネスマナー研修などが入ると、計画どおりに進まないことがあります。

1か月で受講させる場合は、CCNA以外の研修予定を先にカレンダーへ入れ、実際に確保できる日数を確認してください。

また、短期になるほど、分からない点を翌日まで持ち越さない運用が重要です。質問への回答期限が明確な研修を選びます。

3か月プランが適している企業

3か月プランは、業務と研修を並行させながら、毎日一定の学習時間を確保できる企業に適しています。

適している条件

  • 1日約2時間を研修時間として確保できる
  • 配属後の補助業務と学習を並行させたい
  • 理解度テストと復習の時間を取りたい
  • 通年採用や中途採用で個別に受講させたい

導入時の注意点

業務と並行する場合、繁忙期に学習時間が削られやすくなります。「業務が空いたら学習する」ではなく、曜日と時間帯を固定する必要があります。

週の終わりに教材の完了状況と理解度テストを確認し、計画との差を翌週へ持ち越さないようにします。

1か月当たりの料金は30,000円となるため、学習時間を安定して確保できる企業では、期間と費用のバランスを取りやすいプランです。

6か月プランが適している企業

6か月プランは、現場業務を継続しながら、週単位で学習を進める企業に適しています。

適している条件

  • 週約7時間を継続して確保できる
  • 受講者の業務を大きく減らせない
  • 未経験者に復習時間を十分に与えたい
  • 受験時期を急いでいない

導入時の注意点

期間が長いほど、途中で学習が止まるリスクがあります。月末だけではなく、週単位で最終ログイン、教材の完了率、理解度テストを確認します。

1か月当たりの料金は25,000円ですが、6か月分の総額は150,000円です。短期プランとの比較では、月額だけでなく総額と完了可能性の両方を確認してください。

受講者の事前知識による期間の違い

同じ研修を受けても、必要な期間は受講者によって変わります。

受講開始時の状態重点的に確認する内容期間設定の考え方
IT未経験二進数、OSI参照モデル、TCP/IP、IPアドレス3〜6か月を基本に学習時間を確保する
IT基礎ありサブネット、VLAN、ルーティング1〜3か月で重点分野を設定する
インフラ業務経験あり試験範囲との差分、セキュリティ、自動化理解済み単元を確認して短縮する
過去にCCNAを学習現行範囲との差分、弱点分野、試験演習事前テストの結果から期間を決める

IT未経験者を短期プランへ入れること自体が問題なのではありません。勤務時間内に十分な学習時間を確保し、質問と進捗管理を行えるかが判断基準です。

新人向けの設計方法は、CCNA新人研修の進め方で詳しく解説しています。

法人向け学習スケジュールの作り方

1.配属日または受験日を決める

期限がなければ、学習の優先順位が下がります。配属予定日または受験予定日を仮置きし、逆算の起点にします。

2.学習できない日を先に除外する

入社手続き、全社研修、面談、休暇、繁忙期などを先に除外します。契約期間の日数ではなく、実際に学習できる日数を確認します。

3.週当たりの学習時間を固定する

「合計180時間」という数字だけでは運用できません。月曜日から金曜日までのどの時間帯に学習するかを勤務計画へ入れます。

4.中間確認日を設定する

期間の25%、50%、75%の時点で、教材の完了率、理解度テスト、質問状況を確認します。

5.受験前の復習期間を確保する

教材の最終単元が終わった翌日に受験する計画では、弱点補強ができません。総合問題と復習のための期間を別に確保します。

進捗確認で見るべき項目

項目確認する内容遅れている場合の対応
教材完了率計画した単元まで進んでいるか学習時間と業務量を調整する
理解度テスト内容を理解して次へ進んでいるか不足単元を再受講する
最終ログイン学習が中断していないか本人へ状況を確認する
質問内容どの領域でつまずいているか回答後に関連単元を復習する
試験対策問題複数領域を横断して解けるか誤答原因ごとに弱点を整理する

受講者本人からの報告だけでは、理解度を客観的に確認できません。法人管理者が進捗を直接確認できるサービスを選ぶと、期間途中での修正が可能になります。

研修期間を決める際の失敗例

最も安いプランだけで決める

期間内に終わらず延長する場合、当初の見積りより総額が増えます。受講者が確保できる学習時間と延長料金を含めて比較します。

契約期間を学習時間と考える

3か月契約しても、学習時間を勤務計画へ組み込まなければ進みません。契約日数と実際の学習時間は分けて管理します。

全員に同じ期間を設定する

受講者の知識差が大きい場合、全員を同じ速度で進めると、未経験者は理解不足のまま進み、経験者は待ち時間が増えます。開始時点の理解度を確認して、復習範囲を調整します。

受験日を最後まで決めない

受験日が未定のままだと、総合問題と弱点補強の期限も決まりません。変更可能な仮日程でもよいので、受験予定日を置きます。

当社研修に含まれる期間管理

当社の研修は、動画やPDFを渡すだけの教材提供型ではありません。質問対応と法人向け進捗確認を含む、サポート付きeラーニングです。

項目提供内容
受講期間1か月、3か月、6か月
教材量180時間が目安
料金1名50,000円(税別)から
受講人数1名から
質問対応受講者からの質問に原則1営業日以内で回答
進捗確認法人管理者が受講状況を確認可能
管理者アカウント1つ無料
延長プランごとの月額で延長可能

受講者の人数、事前知識、勤務時間内に確保できる学習時間を伺い、適した期間をご案内します。

プラン選定の確認表

質問該当する場合の候補
平日の大部分を技術研修に充てられる1か月プラン
毎日約2時間を安定して確保できる3か月プラン
業務を継続しながら週単位で進めたい6か月プラン
受講者が未経験で、学習速度が分からない3か月または6か月を基準に相談
配属日が迫っている1か月を基準に重点範囲を相談
通年採用で入社日が異なる1名ごとに開始日と期間を設定

どのプランが適しているか判断できない場合は、人数と配属予定日だけでも構いません。学習時間を確認し、期間と料金の候補をご案内します。

よくある質問

CCNA法人研修は何か月必要ですか

技術研修に集中できる場合は1か月、業務と並行する場合は3か月、週単位で無理なく進める場合は6か月が目安です。事前知識と確保できる学習時間によって変わります。

未経験者でも1か月で受講できますか

受講できます。ただし、平日の大部分を研修時間として確保し、理解度と進捗を短い間隔で確認する必要があります。実際の学習日数に応じて重点範囲を調整します。

業務と並行する場合は何か月が適していますか

1日約2時間を確保できる場合は3か月、週約7時間を確保できる場合は6か月が目安です。

期間内に終わらなかった場合は延長できますか

延長できます。税別で、1か月プランは月額50,000円、3か月プランは月額30,000円、6か月プランは月額25,000円です。

受講期間中の進捗を会社から確認できますか

確認できます。法人管理者用アカウントから、受講状況を確認できます。

研修開始日は決まっていますか

一斉開講ではなく、必要なタイミングで1名から開始できます。通年採用や中途採用にも利用できます。

受験料は研修料金に含まれますか

含まれません。試験の申込みと受験料は別途必要です。最新の試験情報はCisco公式ページでご確認ください。

CCNA研修の期間を相談する

CCNA法人研修の期間は、短いほどよいわけでも、長いほど安全なわけでもありません。受講者の知識、勤務時間内の学習時間、配属予定日をもとに、完了可能な期間を設定することが重要です。

当社は、180時間分の教材、理解度テスト、試験対策問題、質問対応、進捗確認を含むCCNA法人研修を、1名50,000円(税別)から提供しています。

まだ人数や受験日が確定していない段階でもご相談いただけます。

執筆者・参考情報

執筆:株式会社iT 代表取締役 飯塚寛也

保有資格:ネットワークスペシャリスト、CCNP Enterpriseほか

公開・更新日:2026年9月1日