CCNA法人研修の選び方|比較すべき8項目と失敗しないチェックリスト

CCNA法人研修を選定する際は、受講料金だけでなく、対象者、カリキュラム、受講形式、質問対応、進捗管理、演習、契約期間、延長条件を共通の基準で比較することが重要です。

特に未経験者や若手社員を対象とする研修では、教材の提供範囲に加えて、受講者が疑問点を解消できる支援体制と、法人担当者が学習状況を把握できる管理体制を確認する必要があります。

本記事では、人事・研修担当者がCCNA研修を比較する際の8つの選定項目と、導入前に確認すべき注意点を整理します。

当社の研修内容は、法人向けCCNA研修の詳細ページで確認できます。

CCNA研修の選定基準

CCNA法人研修の選定では、受講料金だけでなく、育成対象者、到達目標、研修形式、学習支援、進捗管理、演習内容、契約条件を同一の基準で評価する必要があります。

特に未経験者や若手社員を対象とする場合は、教材の内容に加えて、学習中の疑問を解消できる体制と、法人担当者が受講状況を把握できる仕組みが重要です。

選定項目主な評価内容
1.育成目的・対象者資格取得か実務習得か、未経験者へ対応できるか
2.カリキュラムネットワーク基礎、試験対策、演習をどこまで含むか
3.受講形式集合、ライブオンライン、オンデマンドのどれが勤務状況に適しているか
4.学習支援質問方法、対応範囲、回答期限が明確か
5.進捗管理法人管理者が受講状況やテスト結果を確認できるか
6.理解度確認・演習理解度テスト、試験対策問題、設定演習が用意されているか
7.総費用教材、質問対応、管理機能、追加費用を含む総額はいくらか
8.契約条件利用期間、延長料金、欠席・休職時の扱いが明確か

複数の研修サービスを比較する際は、各社へ同じ項目を確認してください。受講料金が低くても、質問対応や進捗管理を社内で補う必要がある場合、教育担当者や現場エンジニアの工数を含む総コストが高くなることがあります。

研修費用の公開例は、CCNA法人研修の費用相場で詳しく解説しています。

選定時に比較すべき8項目

1.目的と対象者

最初に「誰を、どの状態まで育成するか」を決めます。同じCCNA研修でも、資格合格を主目的とする研修と、機器操作や現場配属後の実務まで重視する研修では内容が異なります。

確認する項目:

  • 受講者はIT未経験者か、実務経験者か
  • CCNA合格が目標か、実務スキル習得が目標か
  • 新人研修か、中途社員の個別研修か
  • 配属までに期限があるか

未経験者が対象なら、OSI参照モデル、TCP/IP、IPアドレス、ルーティング、スイッチングなどを基礎から順番に学べるかを確認してください。

2.カリキュラム

講座名に「CCNA対策」と書かれていても、動画視聴だけの研修、試験問題を中心とする研修、実機・シミュレーション演習を含む研修があります。

少なくとも、次の内容を確認します。

  • ネットワーク基礎
  • ルーティングとスイッチング
  • IPサービスとセキュリティ
  • 自動化とプログラマビリティの基礎
  • 単元ごとの理解度確認
  • CCNA試験対策問題
  • 設定や確認を扱う演習

試験範囲は変更される可能性があるため、契約時点で対応している試験バージョンと教材更新の方針も確認しましょう。

3.受講形式

CCNA研修の主な形式は、集合研修、ライブオンライン研修、オンデマンド型のオンライン研修です。

形式向いている企業注意点
集合研修同時期に多数の新人を短期集中で育成したい日程固定、欠席時の補講、会場条件を確認する
ライブオンライン講師の説明を同時に受けたい受講時間の確保と録画・補講の有無を確認する
サポート付きオンライン業務と両立し、個別のペースで進めたい質問回答期限と進捗管理の範囲を確認する
教材提供型社内で質問対応と進捗管理ができる教材以外の支援を自社で用意する必要がある

株式会社iTは、動画・PDF教材を自分のペースで学びながら、質問対応と進捗管理を利用できる「サポート付きオンライン研修」です。

4.質問対応

「質問対応あり」という表記だけでは、実際の運用条件を判断できません。質問方法、対応範囲、回答期限まで確認する必要があります。

比較する項目:

  • 質問手段はLMS、チャット、メール、面談のどれか
  • 質問回数に上限があるか
  • 対応する曜日と時間帯はいつか
  • 回答期限が明記されているか
  • 技術的な質問へ誰が回答するか

株式会社iTでは、受講者からの質問へ原則1営業日以内に回答します。人事・研修担当者や現場エンジニアが、技術質問を抱え込む負担を減らせます。

5.進捗管理

教材を渡しただけでは、受講者がどこまで学習したか、どの単元で止まっているかを把握できません。

法人担当者が確認すべき内容:

  • ログイン状況
  • 講座の進捗率
  • テストの受験状況
  • 受講者ごとの学習状況
  • 管理者アカウントの料金と発行数

株式会社iTでは、契約企業へ管理者アカウントを1つ提供し、eラーニング上で受講状況を確認できます。

6.演習と理解度確認

動画の受講完了率だけでは、知識の定着度を判断できません。学習後に理解度を測定し、誤答した分野を復習できる設計になっているかを確認します。

確認する項目:

  • 単元ごとの理解度テスト
  • 試験対策問題
  • 反復演習
  • シミュレーション形式の問題
  • 解説と復習導線

実際の物理ルーターやスイッチを操作することが必須なら、機器の貸出や研修会場での実機演習を含むかを別途確認してください。

7.料金と追加費用

比較するのは受講料だけではありません。次の費用とサービスが含まれているかを確認します。

  • 教材利用料
  • 質問対応
  • 理解度テストと試験対策問題
  • 管理者アカウント
  • 進捗レポート
  • 期間延長
  • 試験受験料
  • 機器や仮想ラボ

教材提供だけの料金と、質問対応・進捗管理を含む研修料金を同列に比べないことが重要です。

株式会社iTの料金は、1か月50,000円、3か月90,000円、6か月150,000円です。いずれも税別で、質問対応と管理者向けの進捗確認を含みます。

8.期間と延長条件

未経験者へ短すぎる期間を設定すると、業務と両立できず、学習が途中で終わる場合があります。

確認する項目:

  • 標準の利用期間
  • 1週間に必要な学習時間
  • 延長料金
  • 受講開始日の設定
  • 長期欠席や休職時の扱い
  • 途中解約や受講者変更の条件

株式会社iTでは、短期集中向けの1か月、業務と両立しやすい3か月、未経験者が余裕を持って学びやすい6か月のプランを用意しています。

研修選定で注意すべき5項目

受講料金のみで判断する

教材が安くても、質問対応や進捗確認を社内で行えば人件費が発生します。受講料と社内運用工数を合わせて判断してください。

受講期間を短く設定する

未経験者と実務経験者では必要な学習時間が異なります。受講者の経験と、週に確保できる学習時間から期間を決めます。

質問対応の条件を確認しない

質問回数、回答期限、対応時間が不明確だと、必要なときに回答を得られない場合があります。

進捗管理を受講者本人へ任せる

自走力だけに依存すると、案件や通常業務が忙しい時期に学習が止まりやすくなります。法人管理者が進捗を確認できる環境が必要です。

育成目的と研修形式が一致していない

資格取得が主目的なのに高額な物理機器研修を全員へ付ける、実機操作が必要なのに動画だけで済ませるなど、目的と形式がずれると費用対効果が下がります。

研修サービス比較チェックリスト

候補となる研修ごとに、次の項目を確認してください。

  • 対象者のレベルが自社の受講者と合っている
  • 研修の到達目標が明記されている
  • 現行のCCNA試験範囲へ対応している
  • 基礎解説と試験対策の両方がある
  • 理解度テストや演習がある
  • 質問方法と回答期限が明記されている
  • 法人管理者が進捗を確認できる
  • 料金に含まれる内容が明記されている
  • 追加費用と試験受験料の扱いを確認した
  • 受講期間が受講者の勤務状況に合っている
  • 延長料金と欠席時の扱いを確認した
  • 1名または必要人数から導入できる

当社研修の導入が適している企業

当社のCCNA法人研修は、研修費用を抑えながら、受講者への質問対応と法人管理者向けの進捗確認を確保したい企業に適しています。

  • 未経験者や若手社員へネットワークの基礎とCCNA試験対策を学ばせたい
  • 研修費用と受講者サポートの両方を重視している
  • 採用時期が異なる中途社員を1名単位で育成したい
  • 通常業務と並行して受講できる研修を探している
  • 社内エンジニアによる技術質問への対応を減らしたい
  • 法人管理者が受講者の学習状況を確認できるようにしたい

他の研修形式が適しているケース

次の条件を最優先する場合は、集合研修、講師派遣研修、実機演習を中心とする研修など、当社とは異なる形式が適している可能性があります。

  • 講師による終日のリアルタイム指導が必須である
  • 同じ日時に多数の受講者へ一斉研修を実施したい
  • 物理ルーターやスイッチの操作を研修の中心にしたい
  • 自社固有のネットワーク構成を使用した個別演習が必要である

当社研修の提供内容

選定項目当社研修の内容
対象者未経験者・若手エンジニア
学習内容動画、PDF、理解度テスト、試験対策問題、反復演習
受講形式サポート付きオンライン研修
質問対応原則1営業日以内に回答
進捗管理管理者アカウント1つを提供
料金1名50,000円(税別)から
期間1か月、3か月、6か月
導入人数1名から

代表の過去の教育事業を含め、延べ1,000名以上のCCNA資格取得者を輩出してきた知見をもとに、技術理解と試験対策を組み合わせています。

よくある質問

受講料金を最優先に選定すべきですか

受講料金だけでなく、質問対応、進捗管理、理解度テスト、試験対策、利用期間を同じ条件で比較する必要があります。教材提供型のサービスを選定する場合は、社内で受講者を支援する工数も含めて判断してください。

オンラインと集合研修のどちらがよいですか

受講時間を固定せず、少人数から導入するならオンラインが向いています。同時期に大人数を短期集中で育成し、リアルタイム指導を重視するなら集合研修が候補になります。

未経験者には何か月必要ですか

経験と週に確保できる学習時間によって異なります。短期集中なら1か月、業務と並行するなら3か月、基礎から余裕を持って学ぶなら6か月が一つの目安です。

相談時に何を伝えればよいですか

受講人数、受講者の経験、開始希望日、週に確保できる学習時間、資格取得の希望時期をお伝えください。

自社に適したCCNA研修を選定する

CCNA法人研修を比較するときは、料金だけでなく、目的・対象者、カリキュラム、受講形式、質問対応、進捗管理、演習、追加費用、期間・延長条件を確認してください。

当社は、動画・PDF教材、理解度テスト、試験対策問題、質問対応、進捗管理を含むサポート付きオンライン研修を、1名50,000円(税別)から提供しています。

受講人数、開始時期、育成課題を伺い、自社に合う期間と料金をご案内します。

執筆者・参考情報

執筆:株式会社iT 代表取締役 飯塚寛也

保有資格:ネットワークスペシャリスト、CCNP Enterpriseほか

公開・更新日:2026年9月1日